メールメッセージを読むには、
Messenger ウィンドウ(Communicator メニューから Messenger を選択すると開くウィンドウ)をどのように表示するかは、自分で指定することができます。表示、非表示を切り替えるには、Messenger の[表示]メニューから、各部分の[表示]か[隠す]を選択します。
- メッセージツールバー
- 場所ツールバー
- メッセージ
- フォルダ
ウィンドウ設定の詳細については、 ウィンドウの設定パネルを参照してください。
Netscape Messenger では、IMAP と POP3 という 2 種類のサーバを使用できます。ご利用のインターネットサービスプロバイダが両方ともサポートしている場合は、以下をご参照の上、使用するサーバを選択してください。
Internet Message Access Protocol (IMAP)
長所: メッセージとメッセージ関連の変更がサーバに保存されるため、ディスクスペースを節約できます。ローカルには、メッセージヘッダーのみダウンロードされます。メッセージは、メッセージを開いたときにローカルコンピュータへダウンロードされますので、起動に必要な時間が短くなります。また、常に最新状態のメールボックスにアクセスするため、複数の場所からメールを読むことができます。モデムでの処理も速くなり、メールフォルダをオフラインで使用できるように、同期をとることもできます。
短所: サーバとの接続が切れてしまうと、メッセージを読めなくなります。
オフラインでメッセージを読めるようにするには、オフラインにする前に、メッセージをダウンロードするよう選択しておく必要があります。すべてのインターネットサービスプロバイダが、IMAP をサポートしているわけではありません。
Post Office Protocol (POP3)
長所: サーバに接続した際に、すべてのメッセージが一度にローカルコンピュータにダウンロードされます。従って、オフラインでメールを読むための手間がかかりません。ダウンロードしたメッセージを、サーバに残すかどうかは選択できます。もし、接続が切れてしまった場合でも、手元にメッセージが残ります。現在、ほとんどのインターネットサービスプロバイダが、POP3 をサポートしています。
短所: ローカルの受信トレイとサーバのメールボックスの、同期をとる必要があります。このため、接続するたびに新しいメッセージをダウンロードすることになります。複数のコンピュータを使用している場合、メッセージをダウンロードしたときのコンピュータにメッセージが保存されるため、使い方によっては、メッセージが散在してしまい、1 台のコンピュータですべてのメッセージを読むことができなくなる場合があるかもしれません。POP3 は、低速な接続の場合、IMAP より効率が悪くなります。また、複数の場所から、すべてのメールフォルダにアクセスすることはできません。
注意: 複数の IMAP サーバ、または POP3 サーバを 1 台使用することはできますが、両方のサーバを同時に使用することはできません。
サーバの種類の確認や変更は、メールサーバのプロパティパネルで行います。
Messenger をインストールした直後や、まだメール送受信の設定が済んでいない場合は、受信トレイを初めて開けた際に(Windows と Mac の OS の場合)、メールとニュースグループの設定プログラムが開きます。
必要な情報の入力を促す表示がありますが、入力する内容がよくわからない場合は、一度プログラムを終了し、ご利用のインターネットサービスプロバイダ(ISP)、またはヘルプデスクへお問い合わせください。これらの設定情報は、[編集]メニューの[設定]を選択すると表示される[メールとグループ]カテゴリで、いつでも設定できます。
メールとニュースグループの設定プログラムを使用する
- 以下の情報を、正確に入力してください。英文字の大文字と小文字は、区別されます。パネル間の移動は、[次へ]や[戻る]をクリックします。変更をキャンセルするには、ウィンドウの[閉じる]ボタンをクリックします。
- メールサーバのユーザ名。インターネットサービスプロバイダ(ISP)を利用している場合は、ログイン名になります。
- メールサーバのパスワード。インターネットサービスプロバイダ(ISP)を利用している場合は、ログインパスワードになります。
- お客様の返信先アドレス。返信先メールアドレスは、通常、ユーザ名とサイト名、ドメイン名を組み合わせたものです。
例えば、 chrisk@drums.org
- 本名。Netscape Messenger は、メッセージを送信する際に、ユーザ名と共に本名を付け加えます。
- メッセージを受信するメールサーバ名とその種類。POP3 サーバ、または IMAP サーバです。ほとんどのインターネットサービスプロバイダ(ISP)は、メールサーバに POP3 を使用しています。
- メッセージを送信するメールサーバ名。SMTP ホストと呼ばれています。サービスプロバイダやシステム管理者からの情報には、SMTP ホスト名が含まれていない場合もありますが、通常は、POP3 サーバ、または IMAP サーバと同じです。
- ローカルフォルダの名前とパス。
- [OK]をクリックします。
新しいメッセージが届いているかどうかは、コンポーネントバーの受信トレイアイコンを見ればわかります。メールサーバの設定パネルにおける設定内容に基づき、Netscape Messenger が定期的にサーバをチェックします。新しいメッセージが届いている場合は、受信トレイアイコンに緑色の矢印が表示されます。黄色い矢印は、Messenger がまだメッセージをチェックしていないことを示しています(通常、Communicator 起動直後に表示されます)。
新しいメッセージが届いたときに、Messenger が音声で知らせるように設定することもできます(Windows と Mac OS の場合のみ)。
メッセージを受信する
定期的にメッセージをチェックするよう設定した場合は、自動的に Messenger が新着メッセージを Inbox にダウンロードします。もちろん自分で操作することにより、メッセージを取り込むことも可能です。
新着メッセージを受信するには、次のどれかを行います。
- Messenger ウィンドウのツールバーにある、[受信]をクリックします。
- Messenger ウィンドウの[ファイル]メニューから、[新しいメッセージを受信]を選択します。
- コンポーネントバーにある、受信トレイアイコンをクリックします。
メッセージを、件名順、差出人順、日付順、優先度順に並べ替える
- メッセージ一覧ウィンドウで、並べ替える項目のラベル(カラムの見出し)をクリックします。
メッセージを昇順、または降順に並べ替える
- [表示]メニューから[並べ替え]を選択し、[昇順]、または[降順]を選択します。
メッセージをスレッド順に並べ替える
- [表示]メニューから[メッセージ]を選択し、表示するスレッドの種類を選択します。メッセージ一覧ウィンドウに表示される、選択されたスレッド内のメッセージだけを表示できます。
スレッドによりメッセージをグループ化する
- 件名、差出人、日付カラムの見出しの左にある[スレッド]ボタン(横線が何本も引かれているボタン)をクリックします。
HTML 作成ウィンドウで作成されたメッセージを含め、表示しているウィンドウから、あらゆるメッセージの保存や印刷ができます。Windows では、複数のメッセージを同時に印刷できます。
メッセージをテキストのみのファイル、または HTML ファイルとして保存するには、
- Messenger ウィンドウでメッセージを選択し、[ファイル]メニューから[名前を付けて保存(別名で保存)]を選択します。
メッセージをテンプレート、または下書きとして保存することもできます。
表示しているメッセージを印刷するには、
- ツールバーの、[印刷(プリント)]ボタンをクリックします。作成ウィンドウの場合は、[ファイル]メニューから、[印刷(プリント)]を選択します。
印刷のページレイアウトを設定するには、
- [ファイル]メニューから、[ページ設定]を選択します。
ページがどのように印刷されるかを、印刷前に確認するには、
- [ファイル]メニューから[印刷プレビュー]を選択します。
新しいメッセージや返信メッセージの宛先の指定やメッセージ本文の入力を行う、メッセージ作成ウィンドウを開くには、
- まず、Netscape Communicator ウィンドウから、[ファイル]メニューを開き、[新規作成]、次に[メッセージ]を選択します。[新しいメッセージ]を選択したときに、ニュースグループウィンドウが開いている場合は、メッセージのアドレス欄に、そのニュースグループのアドレスが自動的に入ります。
- メッセージを表示している間に、ツールバー上の[転送]、[返信]、または[全員に返信]をクリックします。
- アドレス帳ウィンドウからアドレスを選択し、[新しいメッセージ]をクリックします。
宛先アドレスの選択や、メッセージの作成、電子メールの送信、また、ニュースグループへのメッセージ送信は、メッセージ作成ウィンドウで行います。まず([編集]メニューから[設定]を選択し)、メールとニュースグループの設定ダイアログボックス内の形式パネルで、テキストのみ、または HTML どちらのメッセージ形式にするかを選択します。メッセージ作成ウィンドウには、次の機能があります。
- ツールバー。クリックできるボタンは、次の通りです。
- 送信: 完成したメッセージを送信します。
- 引用: 返信するメッセージの内容を引用します。
- アドレス: アドレス帳やディレクトリから、名前を検索して選択します。
- 添付: メッセージに、ファイル、ウェブページ、アドレス帳カードを添付します。
- オプション: 追加のメッセージ送信オプションを設定します。
- スペルチェック: 作成中のメッセージにスペルミスがないかどうかをチェックします。
- 保存: メッセージは、下書き、テンプレート、またはファイルとして保存できます。
- 印刷: メッセージ作成ウィンドウの内容を印刷します。
- セキュリティ: メッセージのセキュリティ情報と状態を表示します。
- 停止: メッセージの送信を中止します。
- アドレス名欄の左にあるタブ。
- アドレス一覧タブ: アドレス一覧の作成と編集を行います。
- 添付一覧タブ: 送信するメッセージにファイルを添付する場合は、このクリップの形をしたアイコンまで、添付するファイルをドラッグします。
- メッセージオプションタブ: 受信確認の返信要求、暗号化の設定、デジタル署名の設定、添付のエンコード形式(Uuencode と MIME)の指定を行います。 ヒント: ツールバーの[オプション]をクリックすることで、このパネルを表示させることもできます。
電子メールメッセージの宛先を指定するには、
- アドレスの欄に名前を入力します。
アドレスの自動補完機能を利用する設定になっている場合(アドレス設定パネル)は、受取人の名前を最初から数文字入力すると、Messenger が残りを補い、完全なアドレスにしてくれます。また、名前を入力し、すぐ Enter キーを押すと、Messenger が完全なアドレスに補おうとします。
- 複数のアドレスが見つかった場合は、Enter キーを押して目的のアドレスを選択し、 [OK]をクリックします。
注意: 複数のアドレスを同じ欄に入れる場合は、カンマで区切って入力します。氏名を区分するために、カンマを使用しないでください。
- 必要に応じて、[宛先:]をクリックし、受取人の種類を変更します。
宛先 |
主となる受取人に対して使います。 |
CC |
カーボンコピーの略で、副受取人に対して使います。 |
BCC |
ブラインドカーボンコピーの略で、送信する人と受け取る本人以外には、副受取人であることを隠す場合に使います。 |
グループ |
ニュースグループに投稿する際に使います。 |
返信先 |
受取人が返信する際は、このメールアドレスが使用されます。 |
フォロー先 |
ニュースグループの投稿先を変えます。以降のスレッドは、元のニュースグループではなく、変更後のニュースグループに直接投稿されます。 |
ヒント: アドレス欄に、メールアドレスをドラッグアンドドロップ(または、カットアンドペースト)することで、素早くアドレスを指定できます。
アドレスの自動補完について
アドレスの自動補完を利用することにより、名前を検索したり、名前を最後の文字まで入力することなく、メッセージ作成ウィンドウから簡単にアドレスを指定できます。Messenger は、指定されているアドレス帳やディレクトリ内を自動的に調べ、該当する名前が 1 つしか見つからなかった場合に補完します。もし、該当する名前が複数見つかった場合は、間違って自動補完しないよう、追加情報と共にすべての候補を表示します。
アドレスオプションを設定するには、
- [編集]メニューから[設定]を選択します。[メールとニュース]設定カテゴリからアドレスを選択します。
メッセージ作成ウィンドウのアドレス欄で、[編集]メニューから[アドレス補完を行わない]を選択すると、いつでもアドレスの自動補完を無効にできます。
作成中のメッセージに対して、送信オプションを指定するには、
- [オプション]をクリックします。
- 以下のオプションから、必要な項目を選択します。
- 暗号化: メッセージを暗号化して送信します。注意: 暗号化したメッセージを送信するには、お客様自身のセキュリティ証明書と、受取人のセキュリティ証明書が必要です。
- 署名付き: デジタル署名をメッセージに添付します。デジタル署名は、セキュリティ証明書の一部です。
- 添付を MIME ではなく uuencode にする: テキスト形式以外の添付を、uuencode 転送規格で送信します。受取人の電子メールプログラムが、MIME 形式の添付を扱えない場合などに指定します。
- 受信確認を返信: 相手がメッセージを受け取った、または開いたという確認が必要な場合に指定します。あらかじめ、メールとニュースグループパネルにある受信確認の設定パネルで、受信確認の種類を設定しておく必要があります。
- 優先度: lowest、low、normal、high、highest の中から、メッセージの優先度を選択します。
- 書式: 標準テキスト、HTML テキスト、標準テキストと HTML テキスト両方の中から、送信するメッセージの書式を選択します。[尋ねる]を選択すると、受取人が HTML 書式のメッセージを表示できるかどうかわからない場合に、Messenger が使用する書式を確認します。
- 設定が終わったら、[送信]をクリックします。
メッセージに返信するには、
- 差出人にのみ返信を送る場合は、[返信]をクリックします。
- メッセージに載っているすべてのアドレスに対して返信を送る場合は、[全員に返信]をクリックします。
返信メッセージに、元のメッセージのテキストを自動的に付けるには、
常に、元のメッセージを付けて返信するには、
- [編集]メニューから[設定]を選択し、[メールとニュースグループ]カテゴリから、[メッセージ]を選択します。
メッセージを転送する場合は、元のメッセージを新しいメッセージにどのように付けるかを、本文、添付、引用の中から選択できます。
メッセージを転送するには、
- [転送]ボタンをクリックしてそのまま押し続け、表示される上記の選択肢から選びます。
標準の転送方法を設定するには、
- [編集]メニューから[設定]を選択し、[メールとニュース]カテゴリから[メッセージ]を選択します。
電子メールメッセージを下書きとして保存するには 、
- 作成ウィンドウの[ファイル]メニューから[名前を付けて保存]を選択し、さらに[下書き]を選択します。メッセージは、Messenger ウィンドウの下書きフォルダに保存されます。
メッセージの下書きを開くには、
- Messenger ウィンドウで下書きフォルダを開き、目的のメッセージをダブルクリックします。
テンプレートは、週報など定期的に送信するメッセージの書式を整えるのに役立ちます。作成ウィンドウを含め、メッセージを表示しているどのウィンドウからでも、メッセージをテンプレートとして保存できます。
メッセージをテンプレートとして保存するには、
メッセージテンプレートを編集するには、
- Messenger ウィンドウで、テンプレートフォルダを選択します。
- 目的のテンプレートをダブルクリックします。
- メッセージを編集し、保存や送信をします。
HTML メールの確認ダイアログボックスは、HTML 書式のメッセージを受信できない人にメッセージを送ろうとした場合、または受取人が HTML 書式のメッセージを表示できるかどうかを Messenger が判断できない場合に表示されます。もし、よくわからない場合は、標準テキストで送ってください。
メッセージの受取人それぞれに HTML 書式の設定を行なうには、[受取人]をクリックします。
受取人が、HTML メッセージの受け取りを望んでいるかどうかの設定は、受取人パネルで行います。受取人の設定を切り替えるには、[追加]、または[削除]をクリックします。
一度受取人の HTML 設定を行えば、新たに HTML 設定のわからない受取人が現われない限り、HTML メールの確認ダイアログは表示されません。
Messenger 経由で Palm Pilot からメールを送信したり、Calendar とアドレス帳の項目に対して、Palm Pilot と Messenger 間で同期をとることができます。
詳しくは、Palm Pilot read-me ファイルをご覧ください。このファイルは、Communicator プログラムフォルダにインストールされている、Palm Pilot フォルダにあります。
送信する電子メールメッセージに、ファイルを添付するには、
- メッセージ作成ウィンドウで、[添付]をクリックしてそのまま押し続け、さらに[ファイル]を選択します。
- 添付するファイルを選択し、[開く]をクリックします。
添付一覧にファイル名が表示されます。
送信する電子メールメッセージに、ウェブページを添付するには、
- 作成ウィンドウで、[添付]をクリックしてそのまま押し続け、さらに[Web ページ]を選択します。
- 表示されるダイアログボックスで、添付するファイルを選択し、[開く]をクリックします。
- OK をクリックします(Mac OS または UNIX の場合は、[添付]をクリックします)。
添付したウェブページのアイコンと表題が、添付一覧に表示されます。
電子メール メッセージにパーソナル カード(vCard)を添付するには、
画像やウェブページの添付を、インラインで(メッセージ本文中に)表示するには、
- メッセージ内にリンクが表示されている状態で、[表示]メニューから[添付をインラインで表示]を選択します(このメニュー項目は、[添付をリンクで表示]と切り替わります)。
画像やウェブページの添付を、リンクとして表示するには、
- メッセージの添付をインライン表示している状態で、[表示]メニューから[添付をリンクで表示]を選択します。
注意: IMAP メールサーバを使用し、[添付をリンクで表示]を選択している場合は、お客様が添付をダウンロードするか、またはリンクをクリックして添付を開かない限り、すべての添付がサーバ上に残ります。
添付をアイコンとして表示するには、
- メッセージヘッダーの上部にある、クリップの形をしたアイコンをクリックします。
添付のリンクやアイコンを開くには、
- メッセージの中にある添付のリンクをクリックするか、または添付枠にあるアイコンをダブルクリックします。
画像やウェブページの添付は、Navigator ウィンドウで開きます。ファイルの添付を開く際は、ファイルを本来のアプリケーション(ワードプロセッサ等)で開くか、またはお客様のコンピュータに保存するかの確認が表示されます。
受信した電子メールの添付をどのように保存するかは、添付の種類により異なります。
インライン画像の添付を保存するには、
- 画像を右クリックします(Mac OS の場合は、マウスボタンを押したままにします)。
- ポップアップメニューから、[画像を名前を付けて保存(画像を別名で保存)]を選択します。
- ファイル名を入力し、ファイルの種類を選択してから、ファイルを保存する場所を指定します。
- [保存]をクリックします。
リンクで表示されている添付を保存するには、
- 添付のリンクを右クリックします(Mac OS の場合は、添付のリンクをクリックし、マウスボタンを押したままにします)。
- ポップアップメニューから、[リンクを名前を付けて保存(リンクを別名で保存)]を選択します。
- ファイル名を入力し、ファイルの種類を選択してから、ファイルを保存する場所を指定します。
- [保存]をクリックします。
ウェブページの添付を保存するには、
- [表示]メニューから、[添付をリンクで表示]を選択します。
- リンクを右クリックします(Mac OS の場合は、リンクをクリックし、マウスボタンを押したままにします)。
- ポップアップメニューから、[リンクを名前を付けて保存(リンクを別名で保存)]を選択します。
- ファイル名を入力し、ファイルの種類を選択してから、ファイルを保存する場所を指定します。
- [保存]をクリックします。
メッセージを削除する方法は、使用しているサーバが IMAP か POP3 かにより異なります。
受信トレイやその他のフォルダから、メッセージを削除するには(標準の方法)、
削除の設定を行なうには、
- [編集]メニューから[設定]を選択し、[メールとニュース]カテゴリから[メール サーバ]を選択します。
- [編集]をクリックし、[IMAP]タブを選択します。
- 必要なオプションを選択し、[OK]をクリックします。
メールの受信に POP3 を使用している場合、または IMAP でごみ箱フォルダを使用するように設定している場合は、以下の方法で受信トレイやその他のフォルダからメッセージを削除します。
- メッセージ一覧から、削除するメッセージを選択します。
- [削除]をクリックします。
メッセージがごみ箱へ移動します。
メッセージを実際に削除してしまうには、
- [ファイル]メニューから[ごみ箱フォルダを空にする]を選択します。
ごみ箱に入っているメッセージを戻し、復活させるには、
- ごみ箱フォルダをダブルクリックします。
- 戻すメッセージを選択し、他のフォルダへ移します。
アドレス帳を作ることにより、個人情報の保管や管理、またメーリングリストの作成ができます。Messenger では、標準の個人用アドレス帳を用意していますが、別のアドレス帳を作成することもできます。
アドレス帳を作成するには、
- コンポーネントバーの右から 2 番目にある、アドレス帳アイコンをクリックします。
- アドレス帳ウィンドウの[ファイル]メニューから、[新しいアドレス帳]を選択します。
- 新しいアドレス帳の名前を入力し、[OK]をクリックします。
アドレス帳の項目(カード)には、氏名、住所、電子メールアドレス、電話番号などの情報の他、メッセージを受信する際に、標準テキストと HTML 書式のどちらを望んでいるかなどの情報も保存できます。また各個人に関するカードや、送信するメールメッセージに添付できる、自分用のパーソナルカード(vCard とも言います)の作成もできます。
自分用のパーソナルカードを作成するには、
- [編集]メニューから、[設定]を選択します。
- [メールとニュース]カテゴリを開き、[個人情報]を選択します。
- 個人情報の設定パネルで、[カードを編集]をクリックします。
新しいカードダイアログボックスに、自分自身に関する情報を入力します。
各個人のアドレス帳カードを作成するには、
- コンポーネントバーのアドレス帳アイコンをクリックします。
- アドレス帳ウィンドウで、[新規カード]をクリックします。
- 新しいカードダイアログボックスに、各個人の情報を入力します。以下の情報も入力できます。
- 表示名(作成ウィンドウに表示される名前)。
- ニックネーム(本名のショートカット、またはエイリアス)。
- 送信するメッセージが HTML で作成されている場合、標準テキストでの受信ではなく HTML 書式での受信を希望しているかどうか。
- 住所、電話番号、URL 等の情報を入力するには、[連絡情報]タブをクリックし、その他のコメントを入力するには、[メモ]タブをクリックします。
- [OK]をクリックします。
個人用カードを表示、編集するには、
- アドレス帳ウィンドウで、名前をダブルクリックします。
ヒント: 受信したメッセージの中にある電子メールアドレスをクリックすると、アドレス帳に簡単に項目を追加できます。新しいカードダイアログボックスが表示されますので、追加情報も入力できます。
アドレスカードにコメントやメモを追加する場合は、新しいカードダイアログボックスの[メモ]タブで行います。
- アドレス帳ウィンドウで、カード名をダブルクリックします。
- コメントやメモを追加します。
- [OK]をクリックします。
アドレスカードに、会社名、役職名、住所、電話番号、URL 等の追加情報を加える場合は、新しいカードダイアログボックスの連絡情報パネルで行います。
- アドレス帳ウィンドウで、カード名をダブルクリックします。
- 追加情報を入力します。
- [OK]をクリックします。
Netscape Conference アドレスやサーバ情報の入力と編集は、新しいカードダイアログボックスの Conference パネルで行います。
- アドレス帳ウィンドウで、カード名をダブルクリックします。
- 情報の入力や編集を行います。
- [OK]をクリックします。
複数の受取人のグループに対して、よくメッセージを送信する場合などは、メーリングリストを作成しそれに名前を付けておくと、メールの宛先指定を簡単に行えます。
メーリングリストを作成し、アドレス帳に追加するには、
- アドレス帳ウィンドウで、[新規リスト]をクリックします。
- メーリングリストダイアログボックスに、次の情報を入力します。
- リスト名: メールアドレスとしてリスト名を使うと、そのリストに登録されている全員がメールを受け取れます。
- リストのニックネーム: エイリアス。リスト名に付ける、別の名前。
- 説明: 作成ウィンドウのアドレス行で、リスト名の後に表示される情報です。
- 項目をアドレス帳ウィンドウからリストにドラッグアンドドロップするか、またはアドレスを入力します。
- [OK]をクリックします。
リストからメンバーを削除するには、
個人用アドレス帳で、氏名とアドレスを検索するには、
- コンポーネントバーにある、アドレス帳アイコンをクリックします。
- ディレクトリカラムに表示されているアドレス帳から、1 つ選択します。
- 見つけ出したい人の名前を入力します。
該当者が見つかると、その氏名が右のカラムで選択状態になります。
- 名前をダブルクリックすると、その人のカードが表示されます。また、その人宛のメッセージを作成する場合は、[新規メッセージ]をクリックします。
個人用アドレス帳に登録されていない人の電子メールアドレスを調べることができます。Messenger では、ディレクトリサーバ(LDAP サーバ、またはアドレス検索サービス)を利用して、アドレスを検索することができます。
ディレクトリサーバから検索するには、
- コンポーネントバーのアドレス帳アイコンをクリックします。
- ディレクトリカラムに表示されているディレクトリサーバの中から、1 つ選択します。
- 見つけ出したい人の名前を入力します。Enter キーを押す必要はありません。
- 相手の名前のスペルが分からない場合や、別の条件で検索する場合は、名前欄に何も入力せずに、[検索]をクリックします。
- 基本検索を行う場合は、基本検索ダイアログボックスで、1 つ、または複数欄に入力します。検索条件をさらに細かく指定する場合は、[詳細検索]をクリックします。
詳細検索ダイアログボックスを使うには、
- [すべての条件に当てはまる]、または[いずれかの条件に当てはまる]を選択します。
- プルダウンメニューをクリックし、条件を指定します。
- 3 つめの入力欄に、検索する情報、または除外する情報を入力します。
- 条件を追加する場合は、[増やす]をクリックします。条件を削除する場合は、[減らす]をクリックします。[検索をクリア]をクリックすると、最初の条件のみが表示されます。
- [検索]をクリックします。
アドレスの選択ダイアログボックスでは、
- 選択したアドレス帳、またはディレクトリサーバからアドレスを検索します。
- 検索結果ウィンドウを使って、メッセージにアドレスを入力します。
- 受取人の基本検索、または詳細検索を行ないます。
- アドレス帳カードやプロパティシートを表示します。
アドレス帳、またはディレクトリサーバから検索するには、
- ディレクトリカラムに表示されているアドレス帳、またはディレクトリサーバの中から、検索対象を選択します。
- 「表示する名前」に、見つけ出したい名前を入力します。Enter キーを押す必要はありません。
ウィンドウの下の方に、検索結果が表示されます。
- ディレクトリサーバでさらに詳しい検索を行う場合は、[検索]をクリックします。
- 検索を終了するには、[停止]をクリックします。
検索結果ウィンドウに表示されている名前を宛先にしたメッセージを作成するには、
- 宛先にする名前をクリックし、[宛先]、[CC]、[BCC]のいずれかを選択します。
- 名前を選択したら、[OK]をクリックします。
- アドレス欄に選択した名前が入っているメッセージ作成ウィンドウが開きます。
アドレス帳、または選択した名前のプロパティ シートを表示するには、[プロパティ]をクリックします。
(Windows と Mac OS のみ)旧バージョンの Messenger や別のプログラムで使っていたアドレス帳を持っている場合は、その項目を個人用アドレス帳に追加することができます。他のアドレス帳をインポートして追加する場合でも、お客様のアドレス帳に項目を上書きするようなことはありません。新しい項目を追加するだけです。
また、Eudora や Outlook Express のアドレス帳やメールメッセージをインポートすることもできます。全部で 3 種類のアドレス帳ファイル形式(.csv、タブ区切り、.ldif)のインポートが可能です。
メッセージやアドレス帳ファイルをインポートするには、
- [ファイル]メニューから、[インポート]を選択します。
Messenger インポートユーティリティが表示されます。
- ユーティリティに表示される説明に従って、メールフォルダとアドレス帳ファイルをインポートしてください。
アドレス帳をエクスポートするには、
- コンポーネントバーのアドレス帳アイコンをクリックします。
- 複数のアドレス帳がある場合は、その中から 1 つ選択します。
- [ファイル]メニューから、[エクスポート]を選択します。
- アドレス帳のファイル名を入力し、lidf、.csv、タブ区切りの中から、ファイルの種類を選択します。
- [保存]をクリックします。
ディレクトリサーバを追加したり、選択したサーバの情報を変更したりすることができます。また、そのサーバでアドレスを検索することもできます。
ディレクトリサーバを追加するには、
- アドレス帳ウィンドウの[ファイル]メニューから、[新しいディレクトリ]を選択します。アドレス帳ウィンドウを表示するには、コンポーネントバーにあるアドレス帳アイコンをクリックします。
ディレクトリサーバのプロパティダイアログボックスが表示されます(Mac OS では ディレクトリ情報)。
- 新しいディレクトリサービスを追加したり、選択したサーバの情報を変更する場合は、ディレクトリサーバダイアログボックスの全般パネルで行います。
- 説明: 例えば Bigfoot Directory など、ディレクトリサービスの名前を入力します。
- LDAP サーバ: ldap.netscape.com など、インターネットにおけるサーバのアドレスです。
- 検索開始場所: 特定の対象に検索を限定するコードを入力します。例えば、c=JPと入力すると、日本のみを検索するよう、検索対象を限定することができます。また、検索開始場所に組織名を指定し、ディレクトリを検索することもできます
(例えば、o=Netscape Communications Corporation,c=US)。
- ポート番号: LDAPサーバが接続を受け付けるポート番号を入力します。標準では、389です。
- 最大検索項目数: 受け取る検索結果の最大数を入力します。
- パスワードを保存: Messenger にディレクトリのパスワードを記憶させる場合は、これを選択しておきます。
- 保護: サーバが、保護された接続を使用している場合は、これを選択します。
- [OK]をクリックします。
ディレクトリが複製可能な設定になっている場合に限り、オフラインの作業時にアクセスできるようにするため、ディレクトリサーバの項目をお客様のコンピュータにダウンロードすることができます。ディレクトリの項目は、同期をとる際にダウンロードされますが、自分でダウンロードすることもできます。
ダウンロードするディレクトリを選択するには、
- アドレス帳ウィンドウの[ファイル]メニューから、[新しいディレクトリ]を選択します。アドレス帳ウィンドウを表示するには、コンポーネントバーにあるアドレス帳アイコンをクリックします。
ディレクトリサーバのプロパティダイアログボックスが表示されます(Mac OS では、ディレクトリ情報)。
- [オフラインの設定]タブをクリックします。
- [このディレクトリをダウンロードする]を選択し、同期をとる際にダウンロードされる項目リストに、このディレクトリを加えます。
- 今すぐ、お客様のコンピュータにディレクトリ項目を複製するには、[今すぐ更新]をクリックします。
メッセージフォルダを作成するには、
- [ファイル]メニューから[新規作成]を選び、[フォルダ]を選択します。
- フォルダ名を入力します。
注意: フォルダ名を入力する際は、既存のフォルダのサブフォルダとして新しいフォルダを作成する場合を除いて、(\)記号を使わないでください。
- プルダウンメニューをクリックしてフォルダの場所を選択し、[OK]をクリックします。
既存のフォルダ名を変更するには、
- 名前を変更するフォルダを選択します。
- [ファイル]メニューから、[名前の変更]を選択します。
- 新しい名前を入力します。
以下の操作を行うことにより、メッセージをフォルダから別のフォルダへ移動することができます。
- メッセージを選択し、ファイルをクリックしてフォルダの移動先を選びます。
- 移動先のフォルダまでメッセージをドラッグします。
注意: メッセージを IMAP フォルダからお客様のハードディスクドライブのローカルフォルダにドラッグアンドドロップすると、メッセージのコピーが移動します。
メッセージをフォルダから別のフォルダにコピーするには、
- メッセージを選択して右クリックし、ポップアップメニューを表示します。
- [コピー]を選択し、ポップアップメニューからコピー先のフォルダを選択します。
フォルダに関連する(メッセージ数やダウンロード設定などの)プロパティの表示や変更は、フォルダのプロパティダイアログボックスで行います。
フォルダのプロパティダイアログボックスを開くには、
- フォルダを選択し、[編集]メニューから[フォルダのプロパティ]を選びます(Mac OS では、[情報を見る])。
- フォルダについての情報を表示するには、[全般]タブをクリックします。
- 共有プロパティの情報については、[共有]タブをクリックします。
- ダウンロードするフォルダを選択するには、[ダウンロードオプション]タブをクリックします。
このダイアログボックスには、選択したフォルダの共有情報が表示されます。
同期をとる際に、フォルダをダウンロードするには、フォルダのプロパティのダウンロードオプションパネルにある、[このフォルダをダウンロード用に選択する]チェックボックスをオンにします。
振り分け条件を作成し管理すると、条件に合わせてメッセージを自動的にフォルダに入れたり、受け取ったメッセージを Messenger に整理させることができます。
受け取ったメッセージを扱う、振り分け条件を作成するには、
- Messenger ウィンドウの[編集]メニューから、[メッセージの振り分け]を選択します。
- メッセージの振り分けダイアログボックスで、[新規作成]をクリック]します。
表示される振り分けの設定ダイアログボックスに、振り分け条件を入力します。
振り分け条件を編集するには、
振り分け条件を削除するには、
振り分け条件を、有効と無効で切り替えるには、
- 有効にする場合は、振り分け名の右にある丸い点をクリックします。クリックすると、チェックマークが付きます。無効にする場合は、付いているチェックマークをクリックします。チェックマークが丸い点に変わります。
振り分けの優先順位を変更するには、
- 振り分け名一覧から、振り分け名をクリックし、上下の矢印をクリックします。
振り分け動作を確認するために、振り分け処理のログを取るには、
振り分け処理のログを表示するには、
振り分け条件の設定や変更、また、どんなメッセージに対して振り分け処理を行うかなどの設定は、メッセージの振り分け設定ダイアログボックスで行います。
- 振り分け名を入力します。
- 該当オプションを選択します。振り分け条件をポップアップメニューから選択し、検索のキーワードを入力します。
- 条件を追加する場合は[増やす]、削除する場合は[減らす]をクリックします。条件を設定したら、振り分け時の処理を選択します。
- 新しいメールフォルダを作成するには、[新しいフォルダ]をクリックします。
- 説明の欄に、この振り分けの説明を入力します。
- ヘッダーを自分で指定するには、[詳細]をクリックします。
お客様が入力した検索条件とキーワードから、どのメールフォルダやニュースグループにあるメッセージでも検索することができます。また、検索で見つけたメッセージを開いたり、ファイルしたり、削除したりできます。
注意: UNIX の場合、検索ができるのはメールフォルダに対してだけで、ニュースグループに対してはできません。
メールフォルダやニュースグループの中から、特定のメッセージを検索するには、
- Messenger ウィンドウで、[編集]メニューから[メッセージを検索]を選択します。
メッセージを検索ダイアログボックスが表示されます。
- ポップアップメニューをクリックし、検索する対象を選択します。
- すべての条件に当てはまるものを検索するか、または 1 つでも条件に当てはまるものを検索するかを指定します。ポップアップメニューから検索条件を選択し、検索のキーワードを入力します。
- 条件を追加する場合は[増やす]、条件を削除する場合は[減らす]をクリックします。
- ローカルとサーバのどちらで検索を行うかを指定したり、自分で検索するヘッダーを指定する場合は、[オプション]をクリックします。
- [検索]をクリックすると、検索が始まります。項目を削除するには、[検索をクリア]をクリックします。
検索結果は、一覧で表示されます。この中のメッセージを開いたり、ファイルしたり、削除したりできます。
メッセージを開くには、
- メッセージを選択し、[メッセージフォルダへジャンプ]をクリックします。
メッセージをファイルするには、
- メッセージを選択し、[メッセージをファイル]をクリックします。
メッセージを削除するには、
- メッセージを選択し、[メッセージを削除]をクリックします。
参考: サーバによっては、ニュースグループの検索結果をバーチャルニュースグループとして保存できるものがあります。ご利用のサーバがこの機能をサポートしている場合は、検索が完了すると、[名前を付けて保存(別名で保存)]ボタンを使うことができるようになります。
サブフォルダを検索するかどうか、また、ローカルドライブとサーバのどちらを検索するかの指定は、検索ダイアログボックスのオプションパネルで行います。オフラインで作業している場合は、ローカルドライブのフォルダのみが検索対象となります。
メッセージの振り分け用に用意されているヘッダーに加えて、システム管理に使用されるヘッダーを利用するための追加、削除、編集は、ユーザ設定ヘッダーダイアログボックスで行います。
メールとニュースの全般の設定(例えば、文字列の表示方法や新着メールのお知らせなど)を行うには、
- [編集]メニューから、[設定]を選択します。[メールとニュースグループ]カテゴリを開き、[メールとニュースグループ]を選択します。
テキストの引用文の表示方法を指定するには、
- [スタイル]ポップアップメニューをクリックし、フォントのスタイルを選択します。
- [サイズ]ポップアップメニューをクリックし、フォントサイズを選択します。
- [配色]ボタンをクリックし、フォントの色を選択します。
標準テキストメッセージの表示方法を指定するには、
- HTML 書式以外のメッセージの表示方法を指定します。複雑なテキスト書式のメッセージを受信することが多い場合は、固定ピッチフォントに設定することをおすすめします。
メッセージ処理には、さらに以下の指定ができます。
- 最後に選択したメッセージを記憶しておく: 新しくメッセージウィンドウを開いた際に、前回選択されていたメッセージを表示します。
- メッセージ到着時に音で知らせる(Windows と Mac OS の場合): 新しいメールを受信した際に、音で知らせます。Mac OS の場合は、[メール受信のお知らせのサウンド]に、使用するサウンドの名前、または[なし]を選択します。
- フォルダをごみ箱に移動する際に確認する: フォルダを削除する際に、確認のメッセージを表示します。
MAPI ベースのアプリケーションに Netscape Messenger を使用する(Windows と UNIX の場合): MAPI プログラムから Netscape Messenger サービスを使用できるようにします。(MAPI は、アプリケーションが、Microsoft Mail messaging system 経由でメールの送受信をできるようにします。)
自動的にメッセージウィンドウを閉じる(Mac OS の場合のみ): メッセージを削除、または移動した際に、自動的にメッセージウィンドウを閉じます。
ユーザ名、署名ファイル、個人用アドレスカードなど、個人情報の設定を行なうには、
- [編集]メニューから、[設定]を選択します。[メールとニュースグループ]設定カテゴリから[個人情報]を選択します。
- 個人情報の設定パネルに、名前、電子メールアドレス、返信アドレス、組織名を入力します。
- メッセージに「署名」を付け加えるには、[署名ファイル]に完全なパス名を入力します。署名ファイルの場所を探すには、[参照]をクリックします。
- 送信するメールにアドレスカード(vCard)を添付するには、[常にメッセージにアドレス帳カードを添付]を選択します。
- Mac OS の場合: Communicator とリモートサーバが自動的に接続できるようにするには、[Internet Configuration システムを使用]を選択します。
- [OK]をクリックします。
パーソナルカード(vCard)を作成するには、
- [カードを編集]をクリックし、カードの編集ダイアログボックスを表示します(Windows と Mac OS の場合のみ)。
メールを送受信するには、メールサーバを設定し、IMAP と POP3 サーバのどちらを使用するかを指定する必要があります。注意: 複数の IMAP サーバ、または POP3 サーバを 1 台使用することはできますが、両方のサーバを同時に使用することはできません。
メールに使用するサーバを指定、または変更するには、
- [編集]メニューから、[設定]を選択します。次に、[メールとニュースグループ]カテゴリから、[メール サーバ]を選択します。
- 受信メールサーバを指定するには、
- サーバを追加する場合は、[追加]をクリックします。
- サーバの情報を編集する場合は、サーバ名を選択し、[編集]をクリックします。
- サーバを削除する場合は、サーバ名を選択し、[削除]をクリックします。
送信メールサーバを指定するには、
- 送信メール(SMTP)サーバ: SMTP サーバ名を入力するか、または表示されている内容が正しいかどうかを確認します。
- 送信メールサーバのユーザ名: システム管理者、またはインターネットサービスプロバイダから提供されているログイン名を入力します。電子メールアドレス全部を入力しないようにしてください。
- ファイアウォールの外側から、内側にあるメールサーバにアクセスする場合は、SSL や TLS を利用する設定を行います。
ローカルメールディレクトリを指定するには、
- 表示されている場所とは異なる場所を使用する場合は、[選択]をクリックして場所を指定します。
メールサーバのプロパティの、全般の設定を変更するには、
- [編集]メニューから、[設定]を選択します。[メールとニュースグループ]カテゴリを開き、[メールサーバ]を選びます。
- メールサーバのプロパティダイアログボックスを表示するには、[追加]をクリックします。
- サーバ名には、メールサーバ名を入力します。
- サーバの種類には、プルダウンメニューをクリックし、 IMAP か POP3 を選択します。
注意: 複数の IMAP サーバ、または POP3 サーバを 1 台使用できますが、両方のサーバを同時に使用することはできません。
- ユーザ名には、お客様のログイン名を入力します(通常は、1 語です)。
- Messenger を起動するたびにパスワードを入力したくない場合は、[パスワードを保存する]を選択します。
- [新着メールを_分ごとに確認する]ボックスを選択し、メールをチェックする間隔を分単位で指定します。このボックスを選択しない場合、[受信]ボタンやコンポーネントバーの受信トレイをクリックしない限り、新着メールの有無を確認できません。
[OK]をクリックします。
POP3 メールサーバのプロパティを設定するには、
- メールサーバのプロパティパネルを開き、[POP]タブをクリックします。
- メールサーバとお使いのコンピュータの両方にメッセージを残したい場合は、[ダウンロード後もサーバにメッセージを残す]を選択します。
メールを削除する際に、サーバ上のメッセージも削除するには、[ローカルのメッセージを削除する...]を選択します。
[OK]をクリックします。
IMAP メールサーバのプロパティを設定するには、
- メールサーバのプロパティパネルを開き、[IMAP]タブをクリックします。
- 新しくフォルダを作成する際に、そのフォルダをダウンロードするフォルダとして自動的に選択する場合は、[新しいフォルダをオフラインダウンロードに設定する]を選択します。
- IMAP サーバがメールを暗号化して送受信するように設定されている場合は、[保護付きの接続(SSL)を使用する]を選択してください。よくわからない場合は、サイトのサーバ管理者にお問い合わせください。
- メッセージ削除の処理方法を選択します。
- 削除したメッセージを、一旦ごみ箱へ移動する(推奨)。
- 削除したメッセージに印を付け、自分でフォルダを圧縮したときに削除する。
- 削除したメッセージを、その場で実際に消してしまう。
- Communicator 終了時に、削除したメッセージを受信トレイから実際に消してしまうには、[終了時に受信フォルダをクリーンアップする]をクリックします。
- Communicator 終了時に、ごみ箱フォルダを空にするには、[終了時にごみ箱フォルダを空にする]をクリックします。
- [OK]をクリックします。
IMAP サーバのプロパティの詳細を設定するには、
- メールサーバのプロパティパネルを開き、[詳細]タブをクリックします。
- 個人用ディレクトリのパス名を入力します。
- このディレクトリにあるすべてのフォルダを表示するか、または購読するフォルダだけを表示するかを指定します。
- サブフォルダとメッセージ両方を含むフォルダを、サーバがサポートするかどうかを指定します。
- このディレクトリの、個人用、および公共(共有)のネームスペースを入力します。
- サーバが NAMESPACE 拡張をサポートする場合は、[これらのネームスペースをサーバ側で上書きすることを許可する]チェックボックスを、オンのままにしておきます。
- [OK]をクリックします。
参考: IMAP サーバのプロパティの詳細設定は、一般的に、サーバ側で自動的に設定されます。このダイアログボックスの設定について不明な点がある場合は、設定する前に、まずシステム管理者にお問い合わせください。
ニュースグループサーバを設定するには、
- [編集]メニューから[設定]を選択します。次に、[メールとニュースグループ]設定カテゴリから[グループサーバ]を選択します。
- サーバを追加するには、[追加]をクリックします。
- サーバに関する情報を変更するには、[編集]をクリックします。
- サーバを削除するには、[削除]をクリックします。
- 標準で利用するサーバを設定するには、[標準に設定]をクリックします。
- ニュースグループフォルダに、ニュースグループサーバからメッセージをダウンロードする、ローカルディレクトリのパス名を入力します。
PCでの例: C:\Program Files\Netscape\Communicator\News
UNIXでの例: /usr/people/mozilla/.news
参考: Mac OS の場合、ニュースディレクトリ名を指定する必要はありません。
- ニュースグループを開く際に、お客様のローカルコンピュータにコピーするメッセージ数を制限するかどうかを指定します。
- OK をクリックします。
メッセージアドレスの設定を行うには、
- [編集]メニューから、[設定]を選択します。次に、[メールとニュースグループ]設定カテゴリから、[アドレス]を選びます。
- ダイアログボックスに、以下の情報を入力します。
- アドレスの自動補完: アドレス帳や LDAP サーバの情報を利用して、アドレスを「自動補完」するかどうかを指定します。
- 複数のアドレスが見つかった場合: 選択リストを表示するか、または入力したアドレスをそのまま使用するかどうかを選択します。
- アドレス帳に当てはまる項目が 1 つしかない場合: 検出された項目を使い、ディレクトリ検索をしないかどうかを選択します。
- 名前の表示方法: アドレス欄に、どのように名前を表示するかを選択します。
- [OK]をクリックします。
送信するメールのオプションを設定するには、
- [編集]メニューから、[設定]を選択します。次に、[メールとニュースグループ]設定カテゴリから[メッセージ]を選びます。
- メッセージ転送方法(本文、引用、添付)を指定します。
- 返信する際に自動的に元のテキストを引用する場合は、引用文をどのように付けるかを指定します。
- 送受信するメッセージが長い場合に、行を折り返すかどうかを指定します。
- スペルチェックを自動的に行うかどうかを指定します。
- 8 ビット文字を送信するか、Q エンコード MIME メッセージで送信するかを選択します。
- [OK]をクリックします。
メッセージをどこに保存するか、また、メッセージのコピーを自動的に送信するかどうかを指定するには、
- [編集]メニューから、[設定]を選択します。次に、[メールとニュースグループ]設定カテゴリから、[コピーとフォルダ]を選択します。
コピーとフォルダの設定ダイアログボックスが表示されます。
-
送信するメールメッセージや、ニュースグループメッセージのコピーを保存する場所を選択します。
あらかじめ指定されている「送信済み」フォルダを使用しない場合は、[フォルダの選択]をクリックし、フォルダの場所を指定します。
- ブラインドカーボンコピー(BCC)を自分自身、または別のアドレスに送る場合は、チェックボックスをオンにし、アドレスを入力します。
- メッセージの下書きやテンプレートを保存する際に、あらかじめ指定されている「下書き」フォルダや「テンプレート」フォルダを使用したくない場合は、[フォルダの選択]をクリックし、フォルダの場所を指定します。
- [OK]をクリックします。
メールメッセージを作成する際に、標準テキストと HTML 作成ウィンドウのどちらを使用するかを選択することができます。また、各受信者が、標準テキストと HTML 書式どちらでの受信を望んでいるかを設定することもできます。
- [編集]メニューから、[設定]を選択します。次に、[メールとニュースグループ]設定カテゴリから、[書式]を選択します。
- メッセージ作成に、HTML エディタと標準テキストエディタのどちらを使用するかを選択します。
-
アドレス帳に個人の項目やアドレスカードを追加する際に、相手が HTML 書式のメッセージを常に受け取るかどうかについても指定できます。この情報が設定されていない場合は、メッセージの送信時に書式を選択できます。ここでの設定よりも、作成ウィンドウのオプションパネルでの設定が優先します。
- [OK]をクリックします。
Messenger がサポートしている受信確認は、配送確認と既読確認の 2 種類です。
- 配送確認は、メールサーバにある受取人の受信トレイにメッセージが到着したことを、送信者に知らせます。受取人側のサーバが Delivery Service Notification (DSN) 標準をサポートしている必要があります。
- 既読確認は、受取人が配送されたメッセージを開いたことを、送信者に知らせます。受取人が、Message Disposition (MDN) 標準をサポートしているメールプログラム使っている必要があります。
メッセージの受信確認を要求するには、まず、受信確認の種類を設定する必要があります。また、メッセージを作成する際に、受信確認が必要なことを示す設定をする必要があります。
受信確認の設定を行うには、
- [編集]メニューから、[設定]を選択します。次に、[メールとニュースグループ]設定カテゴリから、[受信確認]を選択します。
- 配送確認 (DSN)、既読確認 (MDN)、両方、の中から、受信確認の種類を指定します。
- 確認のメッセージの保存先を、受信トレイ、または送信済みメールフォルダのどちらにするかを指定します。
- 逆に、自分がメールの受取人の場合、自分に届いた既読確認(MDN)の要求を、Messenger でどう処理するかを指定します。確認を返信しない、または特定のアドレスからの要求にだけ返信するを選択します。さらにオプション設定を行う場合は、[設定]をクリックします。
- [OK]をクリックします。
メッセージを作成する際に、受信確認を要求するには、
- 作成ウィンドウで、[オプション]をクリックします。
- [受信確認を返信]チェックボックスをオンにします。
メッセージ、フォルダ、ニュースグループをどのようにウィンドウに表示するかを設定するには、
- [編集]メニューから、[設定]を選択します。次に、[メールとニュースグループ]設定カテゴリから、[ウィンドウの設定]を選択します。
- Messenger ウィンドウ([Communicator]メニューから[Messenger]を選択した際に表示されるウィンドウ)にある、3 つの枠のレイアウトを選びます。
-
メッセージ、フォルダ、ニュースグループをクリックした際に、新しいウィンドウで表示するか、開いているウィンドウでそのまま表示するかを選択します。
- [Communicator]メニューから、[ニュースグループ]を選択した場合や、アイコンをクリックした際に、Messenger とメッセージセンターウィンドウのどちらを開くかを選択します。
- [OK]をクリックします。
電子メールをダウンロードするためには、ディスクスペースが必要です。電子メールに使うディスクの容量は、設定により制限することができます。
- [編集]メニューから[設定]を選択し、[メールとニュースグループ] カテゴリを開いて、[ディスクスペース]を選択します。
- 非常に大きなメッセージはダウンロードしないよう設定するには、[メッセージが_kB より大きい場合は、ダウンロードしない]に、ダウンロードする最大のサイズを入力します。
- メッセージフォルダをなるべく小さくしておくには、[フォルダを圧縮すると_kB 以上空く場合は、自動的に圧縮]に、ディスク容量を指定します。これにより、メッセージフォルダを圧縮することで指定サイズ分のディスクスペースを解放できる場合は、自動的に圧縮が行われます。
- [OK]をクリックします。
ニュースグループメッセージを保存しておく期間を指定するには、
- ニュースグループメッセージを削除するまでの期間を指定するには、[メッセージをクリーン アップするとき]の 3 つのボタンから 1 つをクリックします。
- [すべてのメッセージを残す]を選択するか、またはメッセージを保存しておく日数、保存しておくメッセージの数を入力します。
- 既読のメッセージを削除するよう指定するには、[未読メッセージのみを残す]を選択します。
- (Windows の場合のみ) メッセージの件名だけを残してディスク容量を節約するには、[メッセージが_日より古い場合は、本文を削除する]に、日数を入力します。
- [OK]をクリックします。
また、ディスクキャッシュの容量を少なくすることで、ディスク容量を節約することもできます。
Communicator 4.0 で IMAP メールをご利用になっていた方は、Communicator 4.5 へアップグレードした際に、フォルダの購読ダイアログボックスが表示されます。Communicator 4.5 では、IMAP フォルダを購読するようになります。自動的にすべてのフォルダを購読するか、または自分で購読するフォルダを選択するかを選択します。
自分でフォルダの購読を指定する場合は、現在のフォルダ一覧が、ニュースグループ/IMAP フォルダの購読ダイアログボックスに表示されます。
September 13, 1998
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