設定オプションの完全なリスト

注意 これらのオプションは、コンパイル時にのみ使用可能です。PHPの実行設 定を変更したい場合には、設定を参照下さい。

以下にPHP 3およびPHP 4のconfigureスクリプトで サポートされるUNIXライクな環境でコンパイルする際に使用される オプションの完全なリストを示します。下記のようにいくつかのオプショ ンはPHP 3で、いくつかはPHP 4で、いくつかは両方のバージョンで使用可 能です。PHP 3とPHP 4の間で多くのオプションの名前が変更されています が、これらの動作は同じです。これらのエントリは、相互に参照されてい るので、PHP 3時代の設定オプションの動作に問題を生じた場合には、名 前が変更されていないかをここで確認して下さい。

データベース

--with-adabas[=DIR]

PHP 3, PHP 4: Adabas D サポートを有効にします。DIR は、Adabas ベースインストールディレクトリで、デフォルトは/usr/localです。

Adabas ホームページ

--enable-dba=shared

PHP 3: PHP 3 では利用できないオプション

PHP 4: 共有モジュールとしてDBAを構築

--enable-dbase

PHP 3: 利用不可なオプション。代わりに --with-dbase を使用して下さい。

PHP 4: 付属のdbaseライブラリを有効にします。外部ライブラリは不 要です。

--with-dbase

PHP 3: 付属のdbaseライブラリを有効にします。外部ライブラリは不 要です。

PHP 4: 利用できないオプション。代わりに--enable-dbase を使用して下さい。

--with-db2[=DIR]

PHP 3, PHP 4: Berkeley DB2 サポートを有効にする

--with-db3[=DIR]

PHP 3: PHP 3 では利用できないオプション

PHP 4: Berkeley DB3 サポートを有効にします

--with-dbm[=DIR]

PHP 3, PHP 4: DBM サポートを有効にします

--with-dbmaker[=DIR]

PHP 3: PHP 3では利用できないオプション

PHP 4: DBMaker サポートを有効にします。DIR は、DBMaker ベース インストールディレクトリであり、デフォルトでは (/home/dbmaker/3.6のような)DBMakerの最新バージョンがインストー ルされたディレクトリです。

--with-empress[=DIR]

PHP 3, PHP 4: Empress サポートを有効にします。DIR は Empress のベースディレクトリであり、デフォルトでは$EMPRESSPATHです。

--enable-filepro

PHP 3: 利用できないオプション。代わりに--with-filepro を使用して下さい。

PHP 4: 付属の読み込みのみのfileProサポートを有効にします。外部 ライブラリは必要ありません。

--with-filepro

PHP 3: 付属の読み込みのみのfileProサポートを有効にします。外部 ライブラリは不要です。

PHP 4: 利用できないオプション。代わりに --enable-filepro を使用して下さい。

--with-gdbm[=DIR]

PHP 3, PHP 4: GDBMサポートを有効にします

--with-hyperwave

PHP 3, PHP 4: Hyperwaveサポートを有効にします

--with-ibm-db2[=DIR]

PHP 3, PHP 4: IBM DB2サポートを有効にします。DIR は、DB2ベース インストールディレクトリであり、デフォルトは /home/db2inst1/sqllibです。

IBM DB2 ホームページを参照下 さい。

--with-informix[=DIR]

PHP 3, PHP 4: Informixサポートを有効にします。DIR は Informix ベースインストールディレクトリであり、デフォルト値はありません。

--with-ingres[=DIR]

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション。

PHP 4: Ingres II サポートを有効にします。DIR はIngresベースディレク トリ(デフォルトは /II/ingres)です。

--with-interbase[=DIR]

PHP 3, PHP 4: InterBase サポートを有効にします。DIR は InterBase ベースインストールディレクトリであり、デフォルトは /usr/interbaseです。

Interbase 関数

Interbase ホームページ

--with-ldap[=DIR]

PHP 3: LDAP サポートを有効にします。DIR は LDAP ベースインストー ルディレクトリです。デフォルトは、/usrお よび /usr/localです。

PHP 4: LDAPサポートを有効にします。DIR はLDAPベースインストー ルディレクトリです。

このオプションは、LDAP (Lightweight Directory Access Protocol サポート)を有効にします。パラメータは、LDAP ベースイ ンストールディレクトリであり、デフォルトは/usr/local/ldapです。

LDAPに関する詳細な情報は、RFC1777 および RFC1778で参照下さい。

--with-msql[=DIR]

PHP 3, PHP 4: mSQL サポートを有効にします。このオプションへの パラメータは、mSQL をインストールしたディレクトリです。デフォ ルトでは、/usr/local/Hughesです。このデフォ ルト値は、mSQL 2.0 のデフォルトディレクトリです。 configure は、自動的に実行中のmSQLのバージョ ンを検出?~す。PHP は、1.0 と 2.0 の両方をサポートします。し かし、PHP を mSQL 1.0 でコンパイルした場合には、mSQL 1.0 デー タベースのみにアクセスすることが可能です。逆の場合も同様です。

設定ファイル中の mSQL 設定用ディレクティブ も参照してください。

mSQL ホームページ

--with-mysql[=DIR]

PHP 3: MySQL サポートを有効にします。DIR は、MySQL ベースイン ストールディレクトリであり、デフォルトでは複数のMySQLの一般的 なインストールパスを探します。

PHP 4: MySQL サポートを有効にします。DIR が指定されない場合、 付属のMySQLライブラリが使用されます。このオプションはデフォル トでオンになっています。

設定ファイルMySQL設定ディレクティブ も参照下さい。

MySQL ホームページ

--with-ndbm[=DIR]

PHP 3, PHP 4: NDBM サポートを有効にする

--with-ovrimos

PHP 3, PHP 4: Ovrimosサポートを有効にする。

--with-oci8[=DIR]

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: Oracle-oci8 サポートを有効にします。DIRのデフォルトは ORACLE_HOMEです。

--with-oracle[=DIR]

PHP 3: Oracleデータベースサポートを有効にします。DIRはOracleの ホームディレクトリであり、デフォルトは$ORACLE_HOMEです。

PHP 4: Oracle-oci7サポートを有効にします。DIRのデフォルトは ORACLE_HOMEです。

Oracle サポートを有効にします。この機能は既にテストが行われており、 少なくとも Oracle 7.0 版から 7.3 版までは動作するはずです。 パラメータは、ORACLE_HOME ディレクトリです。 Oracle 環境が設定されている場合には、このパラメータを指定する 必要はありません。

Oracle ホームページ

--with-pgsql[=DIR]

PHP 3: PostgresSQL サポートを有効にします。DIR はPostgresSQLベー スインストールディレクトリであり、デフォルトは /usr/local/pgsqlです。

PHP 4: PostgresSQL サポートを有効にします。DIR はPostgresSQLベー スインストールディレクトリであり、デフォルトは /usr/local/pgsqlです。dlとして構築するに はDIRにsharedを、dlとして構築しかつDIRを指定するにはshared,DIR と設定して下さい。

設定ファイルPostgres設定ディレクティ ブも参照下さい。

PostgreSQL ホームページ

--with-solid[=DIR]

PHP 3, PHP 4: Solid サポートを有効にします。DIR は、Solidベー スインストールディレクトリであり、デフォルトは、 /usr/local/solidです。

Solid ホームページ

--with-sybase-ct[=DIR]

PHP 3, PHP 4: Sybase-CT サポートを有効にします。DIR はSybaseホー ムディレクトリであり、デフォルトは/home/sybaseです。

設定ファイルSybase-CT設定ディレクティ ブも参照下さい。

--with-sybase[=DIR]

PHP 3, PHP 4: Sybase-DBサポートを有効にします。DIR はSybaseホー ムディレクトリであり、デフォルトは、 /home/sybaseです。

設定ファイルSybase設定ディレクティ ブも参照下さい。

Sybase ホームページ

--with-openlink[=DIR]

PHP 3, PHP 4: OpenLink ODBC サポートを有効にします。DIR は、 OpenLink ベースインストールディレクトリで、デフォルトは /usr/local/openlinkです。

OpenLink ソフトウエアのホームペー ジ

--with-iodbc[=DIR]

PHP 3, PHP 4: iODBC サポートを有効にします。DIR はiODBCベース インストールディレクトリで、デフォルトは /usr/localです。

この機能は、当初 iODBCドライバマネージャ用に開発されましたが、多 くのUNIXで動作する自由に再配布可能なODBCドライバマネージャです。

FreeODBC ホームページ or iODBC ホームページ

--with-custom-odbc[=DIR]

PHP 3, PHP 4: 任意のカスタムODBCライブラリのサポートを有効にし ます。パラメータは、ベースディレクトリであり、デフォルトは /usr/localです。

このオプションは、configureスクリプトを実行した際に、 CUSTOM_ODBC_LIBSを定義済みであることを前提としています。 また、有効なodbc.hヘッダファイルをインクルードパスのどこかに置い ておく必要があります。これがない場合には作成し、そこから必要 なヘッダをインクルードしてください。特にマルチプラットフォーム である場合には、ヘッダ中で外部定義シンボルを必要とするかもしれ ません。これは、CFLAGS で定義して下さい。

例えば、QNXでSybase SQL Anywhereを使用するには次のようにします。 CFLAGS=-DODBC_QNX LDFLAGS=-lunix CUSTOM_ODBC_LIBS="-ldblib -lodbc" ./configure --with-custom-odbc=/usr/lib/sqlany50

--disable-unified-odbc

PHP 3: unified ODBC サポートを無効にします。iODBC, Adabas, Solid, Velocis custom ODBC インターフェースが有効な場合にのみ 使用可能です。

PHP 4: PHP 4では利用できないオプション

Unified ODBC モジュールは、Solid、IBM DB2、AdabasDのようなODBC ベースのインターフェースを有する全てのデータベースにおいて共通 に使用可能なインターフェースです。このモジュールは、通常のODBC ライブラリ用にも動作します。このモジュールは、 iODBC,Solid,Adabas D,IBM DB2、Sybase SQL Anywhere でテスト済で す。これらのモジュールまたは Velocis モジュールの内の一つ(一 つだけ)を有効にするか、カスタムODBCライブラリを指定する必要が あります。このオプションは、以下のオプションの一つが使用されて いる場合にのみ使用可能です。 --with-iodbc, --with-solid, --with-ibm-db2, --with-adabas, --with-velocis, --with-custom-odbc

設定ファイルUnified ODBC設定ディレク ティブも参照下さい。

--with-unixODBC[=DIR]

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: unixODBCサポートを有効にする。DIR は unixODBC ベースイ ンストールディレクトリであり、デフォルトは/usr/localです。

--with-velocis[=DIR]

PHP 3, PHP 4: Velocisサポートを有効にします。DIR はVelocisベー スディレクトリであり、デフォルトは/usr/local/velocisです。

Velocis ホームページ

国際化

--enable-i18n

PHP 3: (国際化版PHP 3において)国際化関数のサポートを有効にします。

PHP 4: PHP 4では利用できないオプションです

国際化サポート関数により文字コードの相互変換やマルチバイト検索 を始めとする日本語を使用した処理を行う際に便利な機能が使用可能 となります。

この関数を使用するためには、国際化版PHP 3を次の場所から入手する必要が あります。 http://php.jpnnet.com/

--enable-mbregex

PHP 3: マルチバイト文字対応の正規表現関数を使用可能にします。

PHP 4: PHP 4では利用できないオプションです。別途、mbstringモジュー ルを入手インストールする必要があります。

この関数を使用するためには、国際化版PHP 3を次の場所から入手する必要が あります。 http://www.php.gr.jp/project/i18n/

注意 PHP 4には、現在、マルチバイト対応の正規表現関数は組み込まれてい ません。PHP 4でマルチバイト対応の正規表現関数を利用するには、塚田氏 が作成されたPHP4拡張モジュールmbregexを以下のサイトよりインストール する必要があります。 ftp://night.fminn.nagano.nagano.jp/php4/

Eコマース

--with-ccvs[=DIR]

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: CCVS サポートをPHP4でコンパイルします。CCVSベースインス トールディレクトリをDIRとして指定して下さい。

--with-cybermut[=DIR]

PHP 3: PHP 3では使用できないオプションです。

PHP 4: CybermutサポートをPHP 4で有効にします。DIR は、Cybermut SDKのディレクトリで、ここにはlibcm-mac.acm-mac.hがあります。

--with-mck[=DIR]

PHP 3: Cybercash MCK サポートを有効にします。DIR はcybercash mck組み込みディレクトリであり、デフォルトでは /usr/src/mck-3.2.0.3-linuxです。例えば、 extra/cyberlibを探します。

PHP 4: 利用できないオプションです。代わりに--with-cybercash を使用して下さい。

--with-cybercash[=DIR]

PHP 3: 利用できないオプション。代わりに--with-mck を使用して下さい。

PHP 4: CyberCash サポートを有効にします。DIR は CyberCash MCK インストールディレクトリです。

--with-pfpro[=DIR]

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: Verisign Payflow Pro サポートを有効にします

グラフィックス

--enable-freetype-4bit-antialias-hack

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: FreeType2 (実験版)サポートを有効にします。

--with-gd[=DIR]

PHP 3: GDサポートを有効にします(DIRはGDのインストールディレク トリ)。

PHP 4: GDサポートを有効にします(DIRはGDのインストールディレク トリ)。dlとして構築するにはDIRにsharedを、dlとして構築しかつ DIRを指定するにはshared,DIRと設定して下さい。

--without-gd

PHP 3, PHP 4: GDサポートを無効にする

--with-imagick[=DIR]

PHP 3: ImageMagick サポートを有効にします。DIR はインストール ディレクトリであり、省略した場合、PHP は自分で見付けようとしま す。[実験版]

PHP 4: PHP 4で利用できないオプション

--with-jpeg-dir[=DIR]

PHP 3: pdflib 2.0用のjpegディレクトリ

PHP 4: pdflib 3.x用のjpegディレクトリ

--with-png-dir[=DIR]

PHP 3: PHP 3では利用できません

PHP 4: pdflib 3.x用のpngディレクトリ

--enable-t1lib

PHP 3: t1lib サポートを有効にします。

PHP 4: 利用できないオプション。代わりに --with-t1lib を使用して下さい。

--with-t1lib[=DIR]

PHP 3: 利用できないオプション。代わりに--enable-t1lib を使用して下さい。

PHP 4: T1lib サポートを有効にする

--with-tiff-dir[=DIR]

PHP 3: pdflib 2.0用のtiffディレクトリ

PHP 4: pdflib 3.x用のtiffディレクトリ

--with-ttf[=DIR]

PHP 3, PHP 4: FreeType サポートを有効にする

--with-xpm-dir[=DIR]

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: gd-1.8+用のxpmディレクトリ

その他

どの場所が適当か不明なのをここに示します。

--with-gmp

PHP 3, PHP 4 : GMPサポートを有効にします。

--disable-bcmath

PHP 3: BC任意精度数学関数を外してコンパイルします。これらの関 数により、通常の整数やフロートで表現可能な範囲を超える数を処理 することが可能となります。より詳細な情報については、 BC任意精度数学関数を参照下さい。

PHP 4: 利用できないオプション。bcmath はデフォルトではコンパイ ルされません。コンパイルを行うには、 --enable-bcmath を使用して下さい。

--disable-display-source

PHP 3: Compile without displaying source support

PHP 4: PHP 4で利用できないオプション

--disable-libtool-lock

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: avoid locking (might break parallel builds)

--disable-pear

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: PEARをインストールしない

--disable-pic

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: 共有オブジェクトでPICを無効にする

--disable-posix

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション; use --without-posix instead.

PHP 4: POSIX互換関数を無効にする

--disable-rpath

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: 実行ライブラリ検索パスの追加を無効にする

--disable-session

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: セッションサポートを無効にする

--enable-bcmath

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション。bcmath はデフォルトでコ ンパイルされます。これを無効にするには、--disable-bcmath を使用して下さい。

PHP 4: 任意精度の数学関数をコンパイルします。このモジュールを インストールする方法については README-BCMATH を参照して下さい。 これらの関数により通常の整数や小数では範囲外となる数を処理する ことができるようになります。詳細については、BCMath 任意精度数学関数を参照下さい。

--enable-c9x-inline

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: C9xインラインセマンティックスを有効にします

--enable-calendar

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: カレンダー変換のサポートを有効にします

--enable-debug

PHP 3, PHP 4: デバッグ用シンボルを付けてコンパイルします。

--enable-debugger

PHP 3: リモートデバック関数を有効にしてコンパイルします

PHP 4: PHP 4で利用できないオプション

--enable-discard-path

PHP 3, PHP 4: これを無効にした場合、PHP CGI バイナリは、Webツ リー外の安全な場所に置くことができ、.htaccessセキュリティを欺 くことが不可能になります。

--enable-dmalloc

PHP 3, PHP 4: dmallocを有効にします

--enable-exif

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: exif サポートを有効にします

--enable-experimental-zts

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: このオプションは構築できない可能性が大きいです

--enable-fast-install[=PKGS]

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: 高速なインストールに最適化します [デフォルト=yes]

--enable-force-cgi-redirect

PHP 3, PHP 4: 内部サーバーリダイレクトのセキュリティチェックを 有効にします。ApacheでCGIバージョンを実行する場合にはこれを使 用する必要があります。

--enable-inline-optimization

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: 多くのメモリがあり、gccを使用している場合には、これを試 すことが可能です。

--enable-libgcc

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: libgccに対して明示的なリンクを有効にします

--enable-maintainer-mode

PHP 3, PHP 4: make rules および dependencies を有効にします。 一般的なインストールでは必要ありません(混乱することがあります)。

--enable-memory-limit

PHP 3, PHP 4: メモリ制限機能を付けてコンパイルします。[デフォルト=no]

--enable-safe-mode

PHP 3, PHP 4: デフォルトでセーフモードを有効にします

--enable-satellite

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: Satellite によりCORBAを有効にします(ORBitが必要)

--enable-shared[=PKGS]

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: 共有ライブラリを構築します [デフォルト=yes]

--enable-sigchild

PHP 3, PHP 4: PHP付属の SIGCHLD ハンドラを有効にします。

--enable-static[=PKGS]

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: 静的なライブラリを組み込みます [デフォルト=yes]

--enable-sysvsem

PHP 3, PHP 4: System Vセマフォサポートを有効にします

--enable-sysvshm

PHP 3, PHP 4: System V共有メモリサポートを有効にします

--enable-trans-sid

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: 透過的なセッションIDの伝達を有効にします

--with-cdb[=DIR]

PHP 3, PHP 4: CDBサポートを有効にします

--with-config-file-path=PATH

PHP 3: php3.ini を探すパスを設定します。 デフォルトは、/usr/local/libです。

PHP 4: php.iniを探すパスを設定します。デ フォルトは、/usr/local/libです。

--with-cpdflib[=DIR]

PHP 3: ClibPDFサポートを有効にします。DIRはClibPDFインストール ディレクトリで、デフォルトは/usr/localです。

PHP 4: cpdflibサポートを有効にします (cpdflib >= 2が必要)。 DIR は cpdfllib インストールディレクトリで、デフォルトは/usrで す。

--with-esoob[=DIR]

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: Easysoft OOB サポートを有効にします。DIR はOOBベースイ ンストールディレクトリであり、デフォルトでは、 /usr/local/easysoft/oob/clientです。

--with-exec-dir[=DIR]

PHP 3, PHP 4: セーフモードの場合、DIRにあるもののみが実行可能 であり、デフォルトでは/usr/local/php/binにあります。

--with-fdftk[=DIR]

PHP 3, PHP 4: fdftkサポートを有効にします。DIRはfdftkインストー ルディレクトリであり、デフォルトは/usr/localです。

--with-gnu-ld

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: CコンパイラがGNU ldを使用すると仮定します [デフォルト=no]

--with-icap[=DIR]

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: ICAPサポートを有効にします

--with-imap[=DIR]

PHP 3, PHP 4: IMAPサポートを有効にします。DIRはIMAPインクルー ドファイルおよびc-client.a があるディレクトリです。

--with-imsp[=DIR]

PHP 3: IMSPサポートを有効にします(DIRはIMSPのインクルードディ レクトリおよびlibimsp.aディレクトリ)

PHP 4: PHP 4で利用できないオプション

--with-java[=DIR]

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: Javaサポートを有効にします。DIRはJDKのベースインストー ルディレクトリです。この拡張は、共有モジュールとしてのみ構築可 能です。

--with-kerberos[=DIR]

PHP 3: PHP 3では利用できないオプション

PHP 4: IMAPでKerberosサポートを有効にします。

--with-mcal[=DIR]

PHP 3, PHP 4: MCAL サポートを有効にします。

--with-mcrypt[=DIR]

PHP 3, PHP 4: mcrypt サポートを有効にします。DIR は mcrypt イ ンストールディレクトリです。

--with-mhash[=DIR]

PHP 3, PHP 4: mhash サポートを有効にします。DIR は mhash イン ストールディレクトリです。

--with-mm[=DIR]

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: セッション記憶で mm サポートを有効にします

--with-mod_charset

PHP 3, PHP 4: mod_charset で変換テーブルを有効にします(Rus Apache)。

--with-pdflib[=DIR]

PHP 3: pdflib サポートを有効にします (0.6および2.0でテスト済)。 DIR は、pdflib インストールディレクトリで、デフォルトは /usr/localです。

PHP 4: pdflib 3.x サポートを有効にします。DIR は、pdflib イン ストールディレクトリであり、デフォルトでは /usr/localです。

--enable-shared-pdflib

PHP 3, PHP 4: pdflibを共有ライブラリとして有効にします。

--with-readline[=DIR]

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: readlineサポートを有効にします。DIRはreadlineインストー ルディレクトリです。

--with-regex=TYPE

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: 正規表現ライブラリ型: system, apache, php

--with-servlet[=DIR]

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: servletサポートを有効にします。DIRはJSDKのベースインス トールディレクトリです。このSAPIは、Java拡張を共有ライブラリと して構築することを必要とします。

--with-ming

PHP 3: このオプションは PHP 3 では利用できません。

PHP 4: Ming による Flash 4 サポートを導入します。

--with-swf[=DIR]

PHP 3: PHP 3で利用可能なオプション

PHP 4: swfサポートを有効にします

--with-system-regex

PHP 3: 付属の正規表現ライブラリを使用しない

PHP 4: (推奨されない) システムの正規表現ライブラリを使用します

--with-tsrm-pth[=pth-config]

PHP 3: PHP 3で利用可能なオプション

PHP 4: GNU Pthを使用します

--with-tsrm-pthreads

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: POSIX スレッド (デフォルト)を使用します

--with-x

PHP 3: X Window システムを使用します

PHP 4: PHP 4で利用できないオプション

--with-bz2[=DIR]

PHP 4: bzip2サポートを有効にします。DIRはbzip2をインス トールしたディレクトリです。

--with-zlib-dir[=DIR]

PHP 3: pdflib 2.0 用または zlib サポートを有効にするための zlib ディレクトリ

PHP 4: pdflib 3.x 用または zlibサポートを有効にするための zlib ディレクトリ

--with-zlib[=DIR]

PHP 3, PHP 4: zlib サポートを有効にします (zlib >= 1.0.9 が 必要です)。DIR は、zlib インストールディレクトリです。デフォル トは/usrです。

--with-zip[=DIR]

PHP 4: zipサポートを有効にします。(zziplib >= 0.10.6が必要) DIRは、zziplib をインストールしたディレクトリで、デフォルトは /usr/localです。

zzliplibの最新版は、http://zziplib.sourceforge.net/にあります。

--without-pcre-regex

PHP 3: Perl互換の正規表現サポートを無効にします

PHP 4: Perl互換の正規表現サポートを有効にします。付属のライブ ラリを使用しない場合には、PCREのインクルードおよびライブラリが インストールされている場所を指定するために --with-pcre-regex=DIR でDIRを指定して下さい。

--without-posix

PHP 3: POSIX関数を有効にしない

PHP 4: PHP 4では利用できないオプション。代わりに--disable-posix を使用して下さい。

ネットワーク

--with-curl[=DIR]

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: CURLサポートを有効にする

--enable-ftp

PHP 3: 利用できないオプション。代わりに --with-ftp を使用して下さい。

PHP 4: FTP サポートを有効にします

--with-ftp

PHP 3: FTP サポートを有効にします

PHP 4: 利用できないオプション。代わりに --enable-ftp を使用して下さい。

--disable-url-fopen-wrapper

PHP 3, PHP 4: httpまたはftpによりファイルをアクセス可能なURL対 応のfopenラッパーを無効にします

警告

このスイッチはPHP 4.0.3 まででのみ利用可能です。より新しいバー ジョンでは、コンパイル時にこの機能を決定する代わりに、 allow_url_fopen という名前のパラメータ を指定可能です。

--with-mod-dav=DIR

PHP 3, PHP 4: Apacheのmod_davによるDAVサポートを有効にします。 DIRは、mod_davのインストールディレクトリ(Apacheモジュール版の み!)です。

--with-openssl[=DIR]

PHP 3, PHP 4: SNMPでOpenSSLサポートを有効にします

--with-snmp[=DIR]

PHP 3, PHP 4: SNMPサポートを有効にします。DIRはSNMPベースイン ストールディレクトリ、デフォルトはSNMPがインストールされる一般 的な複数の場所を探します。dlとして構築するに はDIRにsharedを、dlとして構築しかつDIRを指定するにはshared,DIR と設定して下さい。

--enable-ucd-snmp-hack

PHP 3, PHP 4: UCD SNMP ハックを有効にします

--enable-sockets

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: ソケットサポートを有効にする

--with-yaz[=DIR]

PHP 3: PHP 3 で利用できないオプション

PHP 4: YAZサポート(ANSI/NISO Z39.50)を有効にします。DIRは YAZ バイナリインストールディレクトリです。

--enable-yp

PHP 3: 利用できないオプションです。代わりに--with-yp を使用して下さい。

PHP 4: YP サポートを有効にします

--with-yp

PHP 3: YP を有効にします

PHP 4: 利用できないオプション。代わりに --enable-yp を使用して下さい。

--with-mnogosearch

PHP 3, PHP 4: mnoGoSearchサポートを有効にします。

PHP Behaviour

--enable-magic-quotes

PHP 3, PHP 4: デフォルトでmagic quotesを有効にします

--disable-short-tags

PHP 3, PHP 4: デフォルトで開始タグの省略型 <? を無効にしま す

--enable-track-vars

PHP 3: デフォルトで GET/POST/Cookie トラック変数を有効にします

PHP 4: PHP 4で利用できないオプションです。PHP 4.0.2現在 track_varsは常にオンです。

Server

--with-aolserver-src=DIR

PHP 3: PHP 3 で利用できないオプション

PHP 4: AOLserverのソース配布ファイルの場所を指定します

--with-aolserver=DIR

PHP 3: PHP 3 で利用できないオプション

PHP 4: インストールされたAOLserverの場所を指定します

--with-apache[=DIR]

PHP 3, PHP 4: Apacheモジュールを構築します。DIR はトップレベル Apache構築ディレクトリであり、デフォルトは/usr/local/etc/httpd です。

--with-apxs[=FILE]

PHP 3, PHP 4: 共有Apacheモジュールを構築します。FILEはオプショ ンでApacheのapxsツールのパスで、デフォルトではapxsです。

--enable-versioning

PHP 3: Solaris 2.xとLinuxで提供されたバージョン情報付加と変数 のスコープ設定の機能を利用します

PHP 4: 必要なシンボルのみをエクスポートします。詳細については INSTALLを参照下さい

--with-fhttpd[=DIR]

PHP 3, PHP 4: fhttpd モジュールを構築します。DIR はfhttpdソー スディレクトリで、デフォルトは/usr/local/src/fhttpdです。

--with-nsapi=DIR

PHP 3: PHP 3 で利用できないオプション

PHP 4: インストールされたNetscapeのパスを指定します

--with-phttpd=DIR

PHP 3: PHP 3 で利用できないオプション

PHP 4:

--with-pi3web=DIR

PHP 3: PHP 3 で利用できないオプション

PHP 4: Pi3Webで使用するモジュールとしてPHPを構築します

--with-roxen=DIR

PHP 3: PHP 3 で利用できないオプション

PHP 4: Pike モジュールとしてPHPを構築します。DIRはRoxenのベー スディレクトリであり、通常は/usr/local/roxen/serverです。

--enable-roxen-zts

PHP 3: PHP 3 で利用できないオプション

PHP 4: Zend Thread Safety を使用して Roxen モジュールを構築し ます

--with-thttpd=SRCDIR

PHP 3: PHP 3 で利用できないオプション

PHP 4:

--with-zeus=DIR

PHP 3: PHP 3 で利用できないオプション

PHP 4: Zeusで使用するISAPIモジュールとしてPHPを構築します

テキストと言語

--with-aspell[=DIR]

PHP 3, PHP 4: ASPELLサポートを有効にします。

--with-gettext[=DIR]

PHP 3, PHP 4: GNU gettext サポートを有効にします。DIR は gettext インストールディレクトリであり、デフォルトは/usr/local です

--with-pspell[=DIR]

PHP 3: PHP 3で利用できないオプションです

PHP 4: PSPELL サポートを有効にします

--with-recode[=DIR]

PHP 3: GNU recode サポートを有効にします。

PHP 4: recode サポートを有効にします。DIRはrecodeをインストー ルしたディレクトリです。

--enable-shmop

PHP 3, PHP 4 : shmop サポートを有効にします。

XML

--with-dom[=DIR]

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: DOMサポートを有効にします(libxml >= 2.0が必要です) DIR は libxml インストールディレクトリで、デフォルトは /usrです。

--enable-sablot-errors-descriptive

PHP 3: PHP 3で利用できないオプション

PHP 4: エラー内容の出力を有効にします

--with-sablot[=DIR]

PHP 3: PHP 3では利用できないオプション

PHP 4: Sablotronサポートを有効にします

--enable-wddx

PHP 3: PHP 3では利用できないオプション

PHP 4: WDDXサポートを有効にします

--disable-xml

PHP 3: PHP 3で利用できないオプションです。XML機能はデフォルト では組み込まれません。この機能を有効にするには、--with-xmlを使用 して下さい。

PHP 4: 付属のexpatライブラリを使用してXMLサポートを無効にします

--with-xml

PHP 3: XMLサポートを有効にします

PHP 4: このオプションは利用できません。XMLサポートはデフォルト で組み込まれます。オフにするには、--disable-xml を使用して下さい。