/dev/oprofile/ディレクトリはファイルシステム を格納します。 ファイルシステムに存在する仮想ファイルの値を表示するには catを使用してください。 例えば、 次のコマンドはOProfileが検出したプロセッサのタイプを表示します。
cat /dev/oprofile/cpu_type |
/dev/oprofile/に各カウンタごとに ディレクトリが1つ存在します。例えば、カウンタが2つある場合は/dev/oprofile/0/ディレクトリとdev/oprofile/1/ ディレクトリが存在します。
カウンタのディレクトリには次のファイルが格納されています。
count — サンプルの間隔です。
enabled — 0の場合はカウンタがオフになっているため サンプルは収集されません。1の場合はカウンタがオンになっているため サンプルは収集されます。
event — 監視するイベントです。
kernel — 0の場合で、 プロセッサがカーネルスペースにある時は このカウンタイベントに対してサンプルは収集されません。 1の場合、プロセッサがカーネルスペースにあってもサンプルは収集されます。
unit_mask — カウンタが使用できるユニットマスクです。
user — 0の場合で、プロセッサがユーザスペースに ある時はカウンタイベントのサンプルは収集されません。 1の場合、プロセッサがユーザースペースにあってもサンプルは収集されます。
これらのファイルの値はcat コマンドにて 確認できます。例は次の通りです。
cat /dev/oprofile/0/count |