20.2. iptablesサービスの起動

ファイアウォール規則は、iptablesサービスを実行しているときだけ作動します。このサービスを手動で起動するには、次のコマンドを使用します。

/sbin/service iptables restart

システムがブートしたときに必ずこのサービスが起動するように、次のコマンドを発行します。

/sbin/chkconfig --level 345 iptables on

ipchainsサービスは、Red Hat Enterprise Linuxに含まれていません。 ただし、ipchainsがインストールされている場合 (例えば、アップグレードを行なったので、以前にインストールしたipchains が存在する)、iptablesサービスと並行して動作させるべきではありません。 確実にipchainsサービスが無効になっていて、 ブート時に起動しないよう設定されていることを確認するには、 以下の2つのコマンドを実行します。

/sbin/service ipchains stop
/sbin/chkconfig --level 345 ipchains off

サービス設定ツールを使用すれと、 iptablesサービスと ipchainsサービスを有効/無効にすることができます。