サーバー プリファランス

このウィンドウでは、Server Administrator 、サーバー IP アドレス、ドメイン名サーバー(DNS)サフィックス、その他の変数にデフォルト以外のポート番号を設定します。

メモ: このヘルプページには、お使いのシステムでサポートされていない機能に関する情報が含まれている場合があります。Server Administrator はお使いのシステムでサポートされている機能のみを表示します。

ユーザー権限

表 1. ユーザー権限
選択 表示 管理
サーバープリファランス システム管理者 システム管理者

サーバープリファランス

サーバープリファランスウィンドウには以下のフィールドに対する情報が含まれます。

メモ: セキュリティ要件で必要となる場合以外は、デフォルトの HTTPS ポート 1311 を変更しないでください。IT Assistant 接続は、デフォルトのポート番号に依存しています。

サーバープリファランスフィールド上部に戻る

セッションのタイムアウト(分) 指定された時間(分)の間ユーザー入力がない場合に、Server Administrator のタイムアウトを許可します。セッションがタイムアウトしたユーザーが続行するには再度ログオンする必要があります。[無効] を選択すると、Server Administrator を終了せずに開いたままにしておくことができる時間の制限は設定されません。
HTTPS ポート Server Administrator が使用するセキュアポート番号です。Server Administrator のデフォルトポートは 1311 ですが、
IP アドレスのバインド先 デフォルトで、WebサーバーはすべてのIPアドレスの受信ブラウザー要求をリッスンします。ただし、セキュリティ強化のため単一の IP アドレスを指定することも、 すべての IP アドレスを指定することもできます。システム管理者はループバックアダプタアドレス、つまり送信されたデータがその送信元に(ネットワークを通過することなく)戻されることを確実にするための IP アドレスを指定することができます。例えば、IPv4 に [127.0.0.1] を、IPv6 に [::1] または [0:0:0:0:0:0:0:1] または [0000:0000:0000:0000:0000:0000:0000:0001] を指定すると、Server Administrator のリモートログインが無効になり、アクセスがローカルワークステーションからのアクセスに限定されます。
メモ: リンク先ローカルアドレスはドロップダウンリストに表示されません。
宛先 デフォルトの E-メールアドレスを設定できます。
SMTP サーバー名(または IP アドレス) 簡易メール転送プロトコル(SMTP)サーバーの名前です。例えば、smtp1.us.companyname.com などです。SMTP サーバー名は、IPv4、IPv6、またはサーバー名の形式で指定できます。
SMTP サーバーの DNS サフィックス メールサーバーの DNS(Domain Name System)サフィックス。smtp1.us.companyname.com はメールサーバーで、DNS サフィックスはus.companyname.com です。
サポートリンク サーバーをサポートする企業の URL。
カスタム区切り文字 [エクスポート] ボタンを使用して作成されるファイルのデータフィールドを区切るために使用される文字を指定します。; 文字がデフォルトの区切り文字です。この他のオプションは [!][,][@][#][$][^][*][~][?] 、および [|] です。
メモ: 区切り文字「%」と「:」は Server Administrator ではサポートされていません。以前のバージョンの Server Administrator でこれらの区切り文字を選択した場合は、本バージョンのカスタム区切り文字リストから有効な区切り文字を選択してください。
SSL 暗号 SSLは、Webサーバーとブラウザー間のセキュアな接続を提供します。設定時には、Webサーバーをサポートする暗号を選択してください。無効な暗号スイートが設定されると、接続サービスは起動しません。デフォルトの暗号スイート値は次のとおりです。

TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384,TLS_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384,TLS_ECDH_RSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384,TLS_ECDH_ECDSA_WITH_AES_256_GCM_SHA384,TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256,TLS_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256,TLS_ECDH_RSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256,TLS_ECDH_ECDSA_WITH_AES_128_GCM_SHA256, TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA384,TLS_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_256_CBC_SHA384, TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA,TLS_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_256_CBC_SHA,TLS_ECDH_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA384,TLS_ECDH_ECDSA_WITH_AES_256_CBC_SHA384,TLS_ECDH_RSA_WITH_AES_256_CBC_SHA,TLS_ECDH_ECDSA_WITH_AES_256_CBC_SHA, TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256,TLS_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256,TLS_ECDHE_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA,TLS_ECDHE_ECDSA_WITH_AES_128_CBC_SHA,TLS_ECDH_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256,TLS_ECDH_ECDSA_WITH_AES_128_CBC_SHA256, TLS_ECDH_RSA_WITH_AES_128_CBC_SHA,TLS_ECDH_ECDSA_WITH_AES_128_CBC_SHA

メモ: 誤った暗号値が設定されており、接続サービスの開始が失敗する場合は、CLI コマンドプロンプトを使用する、または手動で有効な暗号を設定し、接続サービスを再度開始してください。
SSL プロトコル サポートされているSSLプロトコルのリストからWebサーバーSSLプロトコル設定を行うことを可能にします。可能な値は、TLSv1.1、TLSv1.2、および (TLSv1.1,TLSv1.2) です。デフォルトでは、SSL プロトコルの値は (TLSv1.1, TLSv1.2) に設定されています。変更はWebサーバーの再起動後に有効になります。
キー署名アルゴリズム(自己署名証明書用): サポートされている署名アルゴリズムを表示します。ドロップダウンリストからアルゴリズムを選択します。
メモ: SHA 512 または SHA 256 を選択する場合、お使いのオペレーティングシステム/ブラウザがこのアルゴリズムをサポートすることを確認してください。必要条件の対応オペレーティング システム/ブラウザなしでこれらのオプションを選択すると、Server Administratorに「Webページを表示できません」というエラーが表示されます。
メモ: このフィールドは、Server Administratorの自動生成された自己署名証明書専用です。新しい証明書を Server Administrator にインポートまたは生成した場合、ドロップダウン リストがグレーアウトされます。
管理下システムログイン 管理下システム ログインのプリファランスを設定して、リモート ホストへのログイン管理を有効にします。
メモ: バージョン9.4.0のServer Administratorより、[管理下システム ログイン]はデフォルトで無効の状態になっています。ただし、Webサーバーのみのインストール環境では、有効になっています。[管理下システム ログイン]が無効になっている場合、リモート管理下ノードに接続するには、プリファランス ページから[管理下システム ログイン]のプリファランスを有効にします。
Java ランタイム環境 WebサーバーがServer Administratorアプリケーションを実行するために使用します。
バンドルされた JRE 本バージョンの Server Administrator に付属している JRE を使用するにはこれを選択します。このオプションは、デフォルトで有効に設定されています。
システム JRE システムにインストールされた、Server Administrator がサポートする JRE のバージョンを使用することを選択します。すべてのサポートされている JRE バージョンが表示されています。すべての対応 JRE バージョンがリストされます。対応 JRE がない場合は、その旨を示すメッセージが表示されます。
メモ: Server Administrator では、JRE のメジャーバージョンへのアップグレードを推奨しません。詳細については、Server Administrator リリースノート(Server Administrator アプリケーションに同梱)、または dell.com/openmanagemanuals を参照してください。
メモ: Linux では、デフォルトの場所にインストールされた JRE のみがリストされ、Windows では、Windows レジストリにエントリがある JRE がリストされます。
メモ: SUSE Linux Enterprise ServerおよびRed Hat Enterprise Linuxオペレーティング システムを実行しているシステムの場合、OpenJDKの新しいセキュリティ アップデートがあるたびに、ベンダーの公式リポジトリーから最新のOpenJDKバイナリーを取得する必要があります。Microsoft Windows Serverオペレーティング システムを実行しているシステムの場合、Red HatのOpenJDKプロジェクトのサイトから最新のWindows OpenJDKバイナリーをダウンロードする必要があります。
Server Administrator 処置ページに表示される他のボタンの説明については、「Server Administrator ウィンドウのボタン」を参照してください。