Server Administrator Storage Management 8.2

物理ディスク電源の管理

お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。

物理ディスク電源の管理 では、物理ディスクの電力消費量を管理できます。

メモ: 物理ディスク電源の管理 タスクは、PERC H700、H800、H310、および H330 カードでホットスペアと未設定ディスクをスピンダウンすることによって提供されます。PERC H710、H710P、H810、H730P、H730、H830、および PERC FD33xD/FD33xS カードも、追加の省電力モードを備えた 物理ディスク電源の管理 タスク、設定済みドライブのスピンダウン、および 自動ディスク省電力(アイドル C) オプションをサポートします。
メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされません。

電力消費量を管理するには、次のモードのうちひとつを有効化することができます。

  • 省電力モードなし — これはコントローラのデフォルトのモードです。このモードでは、すべての省電力機能が無効になります。
  • バランス省電力モード — I/O 遅延を抑えながら良好な省電力機能を提供します。
  • 最大省電力モード — 全ドライブに対し、最大限の省電力機能を提供します。
  • カスタム省電力モード — 省電力設定のカスタマイズが可能です。この電力モードを選択するとデフォルト値が入力されます。有効にする機能の選択とクリアが可能です。サービス品質(QoS) を選択して設定ドライブの省電力をカスタマイズすることが可能で、これには、スピンアップする 開始時刻 および 時間間隔 を設定します。
サービス品質(QoS) 機能を有効にするには、次の手順を実行します。
  1. カスタム省電力モード を選択します。
  2. 設定済みドライブのスピンダウン オプションで 有効化 を選択します。

関連概念
関連タスク