Server Administrator Storage Management 8.2

読み取りポリシー

お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。

読み取りポリシーは、コントローラがデータを探すときに、仮想ディスクの連続セクタを読み取るかどうかを指定します。

  • 先読み — コントローラはデータシーク時に仮想ディスクの連続セクタを読み取ります。データが仮想ディスクの連続セクタに書かれている場合、先読み ポリシーによってシステムパフォーマンスが向上します。
  • 先読みなし — 先読みなしポリシーを選択すると、コントローラは先読みポリシーを使用しません。
  • 適応先読み — 2 件の最新読み取り要求がディスクの連続セクタにアクセスした場合にのみ、コントローラは先読みを開始します。後続の読み取り要求がディスクのランダムセクタにアクセスする場合、コントローラは先読みなしポリシーに戻ります。コントローラは読み取り要求がディスクの連続セクタにアクセスしているかを引き続き評価し、必要に応じて先読みを開始します。
  • 読み取りキャッシュ有効 — コントローラはキャッシュ情報を読み取って、要求されたデータがキャッシュに存在するかを検証してからディスクからデータを取得します。まず最初にキャッシュ情報を読み取ることにより、読み取りパフォーマンスが高速化します。これは、データがキャッシュに存在する場合、ディスクよりもキャッシュからより素早く取得できるためです。
  • 読み取りキャッシュ無効 — コントローラはキャッシュではなくディスクから直接データを取得します。