巡回読み取りモードの設定
メモ: このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされません。
お使いのコントローラがこの機能をサポートするかどうかを確認するには、「対応機能」を参照してください。
巡回読み取りはディスクエラーを検出してディスクの不具合とデータの損失または破壊を防止します。巡回読み取りの設定 タスクは、仮想ディスクまたはホットスペアとして使用されるディスクにのみ適用可能です。
巡回読み取りの設定 タスクは、バックグラウンドで実行され、可能であれば修正を行います。巡回読み取りモードの設定 が 自動 に設定されている場合、コントローラが一定時間アイドル状態で他のバックグラウンドタスクがアクティブではないときに、巡回読み取りが開始されます。このシナリオでは、ディスクでの入力 / 出力アクティビティがない間にディスクエラーの識別および修正を行えるため、巡回読み取りはシステムパフォーマンスを向上させます。
巡回読み取りタスクと競合するコントローラのアクティビティに基づいて、コントローラは巡回読み取り専用のシステムリソース量を調整します。コントローラアクティビティが活発な場合、巡回読み取りタスクの専用システムリソースは少なくなります。
次の状況では、巡回読み取りが物理ディスク上で実行されません。
- 物理ディスクが仮想ディスクに含まれていない、またはホットスペアとして割り当てられている。
- 仮想ディスクに物理ディスクが含まれ、現在次のタスクのうち 1 つを実行している。
- 再構築
- 再設定または再構成
- バックグラウンド初期化
- 整合性チェック
さらに、巡回読み取りは高負荷の I/O 動作中は一時停止され、その I/O が終了すると再開されます。
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