再構築が上手くいかない場合
再構築は次のような状況では機能しません。
- 仮想ディスクが非冗長 — 例えば、RAID 0 はデータの冗長性を提供しないため、RAID 0 仮想ディスクは再構築できません。
- 仮想ディスクにホットスペアが割り当てられていない — 仮想ディスクが冗長化されている場合に限り、次の手順を実行して再構築します。
- 故障した物理ディスクを取り外して交換します。新しいディスクで再構築が自動的に開始されます。
- ホットスペアを仮想ディスクに割り当ててから再構築を実行します。
- 小さすぎるホットスペア上で再構築しようとしている — 異なるコントローラには、異なるホットスペア用サイズ要件があります。
- ホットスペアが仮想ディスクから割り当て解除されている — この問題は、ホットスペアが複数の仮想ディスクに割り当てられており、それが別の仮想ディスク用の故障物理ディスクの再構築に使用されている場合、一部のコントローラで発生します。
- 仮想ディスクに故障または破損した物理ディスクが含まれている — この状況は 2083 のアラートを生成する場合があります。 アラートメッセージについての情報は、『Server Administrator メッセージリファレンスガイド』を参照してください。
- 再構築率設定が低すぎる — 再構築率設定が非常に低く、かつシステムが多数の操作を処理している場合、再構築に異常に長い時間を要することがあります。
- 再構成がキャンセルされた — 開始した再構成は、別のユーザーによってキャンセルされる場合があります。