Dell EMC Server Administrator Storage Management 9.1

PERC S100、S110、S130、および S300 コントローラの仮想ディスクに関する考慮事項

仮想ディスクを作成する場合、次の事項に留意してください。

  • 容量割り当て — 新しい仮想ディスクを作成する際、PERC S100、PERC S110、PERC S130、および PERC S300 コントローラは、物理ディスク上の空き容量のうち最も大きな領域を新しい仮想ディスクに割り当てます。
  • データの再構築 — 冗長と非冗長仮想ディスクに障害が発生した物理ディスクを使用する場合、冗長仮想ディスクのみが再構築されます。

メモ: コントローラの制限の詳細に関しては、「仮想ディスクごとの物理ディスク数」を参照してください。
メモ: ソフトウェア RAID コントローラを使用して仮想ディスクを作成するときは、その仮想ディスクにリンクされている物理ディスクに関連する情報が、短時間の遅延後、Storage Management に列挙または表示されます。情報表示の遅れは、機能制限の原因にはなりません。パーシャル仮想ディスクを作成している場合は、Storage Management で、各パーシャル仮想ディスクの作成プロセスの間に十分な時間の余裕を持たせることが推奨されます。
メモ: ソフトウェア RAID S110および S130 コントローラ上で、物理ディスク(SATA SSD または HDD)が仮想ディスクから削除され、同じ物理ディスクが一瞬の間に即座に仮想ディスクに再挿入され(ホットプラグ)た場合、仮想ディスクの状態は 準備ができましたと表示され、物理ディスクの状態は オンラインとして表示されます。ただし、同じ物理ディスクが少しの遅延の後に再挿入されると、仮想ディスクの状態が 劣化として表示され、物理ディスクの状態は準備ができましたと表示されます。
メモ: ソフトウェア RAID コントローラでは、仮想ディスクを作成できるのは SATA ドライブを使用した場合のみです。
関連概念