RAID レベル 5(分散パリティを用いたストライピング)
RAID 5 は、データのストライピングをパリティ情報と組み合わせることでデータの冗長性を提供します。物理ディスクをパリティ専用に割り当てるのではなく、パリティ情報は物理グループ内のすべての物理ディスクにストライピングされます。

RAID 5 の特徴
- n 個のディスクを(n-1)のディスクの容量を持つ 1 つの大容量仮想ディスクとしてグループ化します。
- 冗長情報(パリティ)はすべてのディスクに交互に保存されます。
- ディスクに障害が発生すると、仮想ディスクはまだ機能しますが、劣化状態で動作します。データは障害の発生していないディスクから再構築されます。
- 読み込みパフォーマンスが向上しますが、書き込みパフォーマンスは低下します。
- 冗長性でデータを保護します。