Dell EMC Server Administrator Storage Management 9.1

システム設定のロックダウンモード

「システム設定のロックダウンモード」は、設定可能なオプションをお客様に提供し、これを有効にした後は、その特定のシステム設定が一部の例外を受け入れないようにします。通常この設定は、ドメイン内の他のシステムと共に特定のレベルにプロビジョニングされた後に使用され、このモードを有効にすることで、長期的な運用において見られることが多いシステムの誤差を軽減します。

サーバが「システム設定のロックダウン」モードの状態では、OMSS GUI または CLI のいずれかから設定操作を開始することはできません。このモードを設定する場合、一部の列挙またはレポート操作を除き、OMSS でほとんどの操作を実行できません。

iDRAC GUI から、ロックダウンモードを有効にすることができます。ロックダウンモードを有効にするためには、iDRAC ページの その他のアクション ドロップダウンメニューから システムロックダウンモードをオンにする オプションを選択する必要があります。変更が OMSS GUI で使用可能になるまでしばらく時間がかかる場合があります。

メモ: OMSS は、GUI または CLI のいずれかによるロックダウンの構成または設定をサポートしていません。システム設定のロックダウンモードを有効にするには、iDRAC GUI または同様のアプリケーションにアクセスする必要があります。
メモ: システムのロックダウンモードをオンに設定した後にデータ管理 / エンジンサービスを再起動すると、直ぐに OMSS ページに反映されます。必要に応じて、再起動の後に OMSS GUI を更新する必要があります。

OMSS CLI:システムが「システム設定のロックダウン」モードにあるとき、GUI で使用可能またはサポートされているタスクのみが OMSS CLI で使用可能またはサポートされます。サポート対象外の操作を実行しようとすると、次のエラーメッセージが表示されます。

‘Error! System Configuration Lockdown mode is turned ON. Configuration actions cannot be performed in this mode. Operation failed!!!’